俺のテンポを乱、されたいからね。もはや。EXO「Tempo」リリース6周年おめでとうございますブログ

    2018年11月2日にEXOが「Tempo」をリリースした瞬間から、花が芽吹き、風はそよぎ、波はやわらぎ、肉体には力がやどり、えーと……色づいた鳥たちの羽ばたきが人々の歌声が……まぁなんか、そういうパワーを宿している楽曲が「Tempo」なんですが、わたしはK-POPにハマったきっかけがこの曲で、四年ほど毎日何回も聴いていたんです。

    でもついに今年、聴かない日も出てきたりして、思ったんです。
    あれから何年も経ってるし、後輩グループのCDとかコンサートとかにもお金を落とすようになってきたし、好きな楽曲もたくさん増えたし……いや、でも、それでも……

    「Tempo」を知らなかった頃に戻ってもう一回あの興奮を味わいたい……。物憂気な瞳。

    ということで、実は春に「Tempo」の素晴らしさを書き綴るブログを公開したのち、ひとりで勝手にTempo断ちしてました。(?)

    ということで今回はそこから、久しぶりに「Tempo」を聴いたときのわたしの感情を書こうと思っています。

    目次

    脳に効く。キム・ジョンデの第一声。と歌詞ついて

    「Tempo」と言えば歌い出し。ギトギトとしたシンセをバックに発するジョンデの揺るぎないあの言葉。

    I can’t believe!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

    半年ぶりに聴いたら、もうジョンデのハイトーンが脳のしわに刻まれまくり。全身に活力がみなぎりまくりです。背筋が伸びる、目が開く。桶屋が儲かる。
    モンスターもレッドブルも要らない、これがわたしたちのエナドリやねん。
    一瞬にして「これこれェッッッ!!!!!」と思わずにはいられませんでした。
    そして、それに続く歌詞……

    기다렸던 이런 느낌(待っていたこんな気分)

    うっそ、歌詞に見透かされてたじゃん。リリース5年と少し経って半年間「Tempo断ち」してたわたしの気持ち、2フレーズで言い尽くされてしまいました。

    この楽曲が収録されているアルバム「DON’T MESS UP MY TEMPO」のリパッケージ・アルバムが「Love Shot」なことからもわかる通り、この頃のEXOってかなりセクシー・コンセプトですよね。この「Tempo」も結構直球でエロいこと歌ってんな〜と思ってたんですが、そこにビートやリズムやテンポなど音楽的な比喩が混じることで引き込まれていく自分がいます。

    そしてこの楽曲の語り手から発せられる独占欲や、ハマっていく中毒性が意外にも、楽曲を聴いている自分にもリンクしていっている感覚もあって。EXOがセクシーなことを歌うなかで、それを素直にかっこいいと思いつつも、自分が楽曲のなかで語り手の立場に立つ感覚もあるという、冷静に構造を考えるとなかなか複雑な入り込み方をしているなと思いました。聴き直すまで、歌詞にあまり注目できていなかったので私にとっては新機軸の魅力です。

    この入り込む感覚、きっと自分だけが持つ感覚ではないのでは?と思います。どうですかみなさん!

    K-POP版「ボヘミアン・ラプソディー」である、という言葉をもう一度考える

    これははてなブログ時代の私の記事で、拡散される際に多くのひとが共感してくれた例えです。

    QUEENの名曲「ボヘミアン・ラプソディー」の要素をEXO「Tempo」にみた、その理由を今回は書いてみようと思います。

    わたしがこの曲を連想したのは、単純にヴォーカルのハモリを軸に展開されるドラマチックな楽曲構成から。

    改めて楽曲を聴き込むにあたり、メロディー構成が移るたびにバックトラックの主役も次々に変わっていくとても贅沢な音の波に心が大きく満たされました。

    冒頭はジョンデとシンセの奏で、ベースラインが前に出るとベッキョンの鋭いフェイクがきりこみ、コーラスがアカペラのベースのようにメロディアスにラインを紡ぐ。スネアの音と共にアクセルを踏み込む感覚で最初のサビへ!

    最初の20秒だけでもこれだけ、EXOのヴォーカルで場面を作る、すべての音が意味を持つ、そんな感覚を味わえます。


    「ボヘミアン・ラプソディー」が持つ、リフレインの重々しさ、大仰な場面展開、ドラマチックで感傷的なメロディー、「Tempo」にも全部ありますよね。ないのは生バンド感くらい?でも、何度聴き直してもただのダンス・トラックでは意味ないだろと思えるくらい、音がみちみちに詰め込まれていて、それが全部極上で、なんて良い曲だろうと思うのです。これはもう、ロックやで!

    「DON’T MESS UP MY TEMPO」というフレーズだけに限っても、バックトラックやテンポの緩急で表情がどれも違う。

    きっと聴くたびにそのどの表情に気づくかも変わるし、テンポの速さにしっくりくるタイミングも変わる。それは、自分が何百日も何百回も聴きまくっていたときに実感していたkとでした。

    何度聴き直しても、同じ「Tempo」を感じることはできない。

    毎回がそのときどきの特別な「Tempo」なのです。だって、わたしは何年経っても見逃していた魅力を感じることができるのですから。……ごめんちょっとやばいかもしれんわ。

    この曲の完全体パフォを生で観る、という夢

    わたしは今年、ベッキョンのコンサートを観ました。
    ギョンスのファンミーティングを観ました。

    ですが、こんなに好きなのに、まだEXOとしてのパフォーマンスを観たことがありません。

    そして問題は、この楽曲に関してはわたしだけでなく、EXO-Lのほとんどが完全体としての「Tempo」のパフォーマンスを観たことがない、ということです!
    (ツアーではシウミンとギョンスが兵役で不参加だったため)

    なんか前回のペンミで歌っていたみたいな記憶もあるんですが、こんな素晴らしい楽曲の完全体コンサート映像がないなんて、いまだに信じられないです。これは人類の大きな損失ですよ。

    カイとセフンが帰ってきたら、一番にやってほしいことがこれ!

    コンサートで「Tempo」をやって、一番かっこいい演出してもらう! そしてそれをファンみんなで観る!

    以上!EXO-Lとして、夢見ていることはそれだけです。あとEXOメンバー全員の幸せ!それを邪魔されるならHYBEだってSMだってMZMCだって許しませんから……。

    さぁみんな!今日は、今日も、今日からも、もっと「Tempo」を聴いていきましょう。
    ときめきを失いがちになっている方、あなたにもおすすめです。「Tempo断ち」。

    久しぶりに聴く「Tempo」、マジやばい。飛ぶぞ。

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