ド・ギョンスの歌声は魅惑のスパイス!(feat.D.O.)特集:f(x)「Goodbye Summer」、イ・ヨンジ「Small girl」、番組企画から見る今後への期待

    EXOのメイン・ヴォーカルでありわたしの推しであるド・ギョンスさん。韓国の人気ラッパーであるイ・ヨンジとコラボした「Small girl (feat.D.O.)」が現在大ヒット中です。
    音源強者であるNewJeansやZICO、IVEに競り勝ち、さらに今年を代表する1曲となっているaespaの「Supernova」(その魅力にせまる記事はこちら)のPAKを崩すかたちでRAK(MelOn、Bugs!、Genie、Flo)まで達成しました!めでた。

    今回はヒットを祝う形で過去のコラボ作品を振り返ろうという企画です。
    そもそも最初に紹介するべきはユ・ヨンジンとの「Tell Me (What Is Love)」ですね。
    EXOのプロローグ・シングルとしてリリースされた「What Is Love」を、当時のSMエンターテイメントのプロデューサー、クリエイターだったユ・ヨンジンとデュエットしたもの。

    熱唱系R&B楽曲での抜擢ということで、デビュー当初からギョンスに寄せられた期待の高さが窺い知れます。まぁ正直に言うとこちらに関してはファースト・ツアーのライヴ音源に収録されているソロ・ヴァージョンのほうを聴くべきですよ。もうユ・ヨンジンSMにいないし。まぁギョンスももう、SMにいないんですけどね(星のきらめき)

    目次

    楽曲の物語性を引き立てる「Goodbye Summer」

    SMエンターテイメントの先輩 f(x)の大名盤「PINK TAPE」の収録曲。
    メンバーのアンバーが楽曲制作に携わったこの曲で歌われるのは、かつての友情と、その裏に秘めていた恋心を懐かしむ詩情です。

    爽やかなアコースティックな音色とギョンスのハスキーな歌声の組み合わせはこの頃からいまに至るまで鉄板の組み合わせ。
    当時すでに何枚もCDを出していてスターの風格があったf(x)の3人と比較して、まだキャリアの浅かったギョンスの対比がこの曲の深度をさらに上等に仕上げているように思います。

    ギョンスの少し情けなくて、でも純粋な、青い魅力。
    この頃にしか出せない輝きですが、のちにギョンスがイ・ムジンと歌った映像もそれはそれで良いんですよね。若々しい歌詞ではありますけど、大人になればなるほどさらに意味に価値がでてくる歌詞だとも思います。

    2024年のGoodbye Summer (feat. LEE MU JIN)

    説得力のある誠実さ「Small girl」

    現在ヒット中の「Small girl」ではEXO〜ソロ作品ではあまり聴くことができないリズミカルなヴォーカルを披露したギョンス。元々ロール・モデルがR&Bシンガー寄りなのと、声質の関係でヴォーカルの粘度は高め。

    ですが、ソロのアコースティック一直線なシンプルさの積み重ねや、そもそもラッパーであるヨンジとのコラボということで、歌い上げるだけじゃなく、節に意図を込めた歌い方もできるんやでという表明にも思いました。ヨンジ、ナPDマジでありがとうな。

    ここにきて、新たな顔を見せてくれたギョンスですが、MVのストーリーの通り、誠実で、やさしくて、愛らしい人物像を築けたのは彼の長いアイドル活動の賜物。こういう人物像に説得力が出せるひとってなかなかいませんよねぇ。

    今後に期待!?IU feat. D.O.

    インスタグラムでギョンスのソロ曲「That’s Okay」をカバーしてくれたこともあるIU。
    今年、ギョンスは「成長」期のプロモーションでYouTube番組「IUのパレット」にゲスト出演。

    ギョンスの昨年リリース作「I Do」や彼女のヒット曲「Love wins all」をデュエットした映像が公開されました。
    そもそも「That’s Okay」を気に入ってくれていて(この曲、宮脇咲良さんも過去にカヴァーしていて何気に人気がありますよね)トップ男性アイドルたちをフューチャリングに呼んだ名曲が複数あるIU、次はギョンスとのコラボはどうでしょうか。

    ギョンスのソロはシンプルな音像に寄りまくるきらいがあるので、IU作品みたいなリッチな音色だったり、逆に神聖さを醸す静かな楽曲だったり、あまり聴けないベクトルに引き寄せてほしいです。わがまま。

    期待したい2!AKMU feat. D.O.

    YGエンターテイメント所属の音源強者であるAKMU。
    ギョンスは昨年音楽トーク番組「THE SEASONS〜AKMUのLAST GOODBYE」にゲスト出演。

    そこでギョンスは自身がAKMUのファンであることを告白しました。
    スヒョンの歌う姿が好きだと語り、「Fry’s Dream」をカヴァー。
    さらにスヒョンと映画グレーテストショウマンのサウンド・トラックより「Rewrite The Stars」の見事なデュエットを披露してみせました。気持ちの良いコラボになること間違いないと思うのですが、AKMUさん、どうすか?

    期待できそう3? ZICO feat. D.O.

    そしてかねてから交友関係のあるのがZICO。
    とくに除隊後はたびたび仲良くする姿が見られるようになり、番組でも何度も共演。ZICOがプロデュースするグループBOY NEXT DOORのダンス・チャレンジ動画に事務所の垣根を超えて出演したり(ギョンスがそういうチャレンジに参加するのは極めて極めて稀)、互いのリリース作品のチャレンジを投稿したり、ギョンスがBubbleでZICOの「SPOT!」の宣伝をしたり、特別な関係であることがわかります。

    正直ここだけはガチでありえるラインで(普通に友達なので)、いつか絶対見たいところでもあります。
    ZICOもヒットメーカーなので、ギョンスペンとしては冬くらいにお茶目なホリデー・ソングをリリースして一発当ててくれんかなと思っています。強欲な壺。

    他に考えられるラインだと、番組共演で心を開いたCrush、ファースト・アルバムで逆に客演に呼んだWonsteinもぜひギョンスを呼んで、あんまり彼からは発信されないスムースな音色に取り込んでほしいと願います。

    Bubble受け取ってるひとならわかるんですが、ギョンスは普段アコースティック音楽しか聴かないのでソロ作品はどうしてもその方面に向かいがち。
    ですが歌の才能に満ち溢れた彼がそこだけやり続けるのはどうにも惜しいなと思ってしまうので、今回はフューチャリングに目を向けてみました。実際そこからヒット作品が生まれましたからね。

    そして欲望のままに正直な胸のうちを答えるならば、ギョンスと一番コラボしてほしいアーティスト、パク・チャニョルさんです。一体いつになったら?!!!!

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