8月28日にNACK5で放送された「All The Feel」。
4日を通して心、桃奈、恵子の3人でそれぞれ自分を表す楽曲をあつめたプレイリストを公開していましたが、その日は桃奈の選曲回。わたしも聴きながらこころが震えて泣きそうになった瞬間があったので、メモをもとに桃奈が何を選んでいたのか、どういうエピソードを話してくれたのか書いていこうと思います。
BTS「RUN」
BTSのキャリアがまだ浅いころにリリースされた彼らの代表曲のひとつ。
桃奈の人格が形成された10代のすべてを表す楽曲として選出されました。
10代ならではの葛藤や不安と向き合いながらも、それでもなにかを愛したいという想いが込められた楽曲。
桃奈がK-POPとの出会ったきっかけであり、日本で活動していた桃奈にとっても大きな刺激を受けた、一言でいうと「青春」の曲だそうです。
辛いときも、悩んでるときも、この曲を聴いて、”いま、わたしは走っている”と感じながら、10代の青春を駆け抜けた想いがあるようで、そのエピソードを聞いてからこの曲を聴くと、アンジュルム時代、彼女がどんな想いでステージに立っていたか、ブログを書いていたか、みんなと過ごしていたか、改めてあの頃を思い出して泣けてきました。
心ちゃんの一言「止まれない、愛することしかできないというストレートな歌詞が桃奈ちゃんっぽい」
Original West End Cast Recording : Everybody’s Talking about Jamie「The Wall In My Head」
ミュージカル「Everybody’s Talking about Jamie」の挿入歌。
16歳のジェイミーが様々な困難を乗り越えながらドラァグ・クイーンになるという夢をかなえる実話を元にした作品です。
17歳のときに日本公演を観に行った桃奈。
自分の自己表現への葛藤をこの舞台を見てやっと消化できたと桃奈は言います。
スカートを履くことひとつとっても色々な捉え方があって、自分がなにを表現したいのか、そのやり方に悩んでいたけれど、ジェイミーが「ぼくはただ好きだから、ドレスを着たいんだ!」という考え方に刺激を受けたそうです。
この作品を観たからこそ、いまの彼女の音楽への向き合い方、表現への理想、理解があるそうで、その話を聴いたときに、思い出すのは赤リップです。
自分にはまだ子どもにしか見えなかったあのころの桃奈。あんな幼かった彼女が背伸びして表現したかった理想と、それへの反応、想いの反芻、周りからの支え、そして、この曲、舞台と出会ったこと。思い出して想像するだけで涙がでてくる!(梨乃先生)
他人のメイクにああだこうだ言うもんじゃないよってことと、アイドルになんでも言っていいわけじゃないよってことを改めて考えます。
壁を乗り越えたいとき、不安なときに聞いていて、いまでも勇気をもらうそう。
はたから見てても暗い気持ちでいっぱいだった桃奈が、この曲と出会い、その後もステージに立ち続け、輝かしい道を歩んでいることを考えると、この曲をきっかけにこっちまで勇気をもらえますね。
瑛人「あっちゅうま」
桃奈の親戚として知られる瑛人。
彼の音楽に触れる機会が増えて、彼らと家でセッションしたりするなかで、彼の音楽への姿勢やメッセージを知るうちに、リスペクト心が生まれたといいます。
この曲は、桃奈と叔母と瑛人の結婚式で歌われた楽曲。
結婚式は日プ女子の休暇中に行われたそうで、結婚式に無事参加でき、この曲に感銘を受けて号泣してしまった桃奈は、心にこの曲や家族の話、想いをシェアしたそう。
番組中つらいとき、お互いがいたから乗り越えられることもあって、ふたりで葛藤していたときに、家族の話や想いを話し合って、心ちゃんも号泣してしまったそうです。笑
日プ女子の期間中はつらい期間だったけど、時間はあっというまに過ぎてまたME:Iとして違う立場でそれを振り返られるし、過ぎてしまえば大切な一瞬になっている。という話をしてくれました!ファンにとってもそうですよね。
ていうかこれrebloomソングやんけ!???????
TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」
桃奈の”夢”を象徴する楽曲。
アンジュルム時代、葛藤の末に、いまやっているものを卒業して、次の自分の夢や理想に向かっていくべきか、その迷いの最中に出会った楽曲。
歌詞に励まされ、背中を押され、夢に向かう決断ができたといいます。
そのときのリアルタイムの想いは当時のブログに残されています。
見事夢を叶えたいま、当時のブログとこの曲を聴くとひたむきすぎて泣ける……。
映画じゃん……。
BTS「Black Swan」
パフォーマンスこみで好きな楽曲だと語ったBTSの大ヒット・アルバムの1曲。
BTSの「陰」の部分の楽曲であり、「スランプを表している」という一説を語った桃奈。
彼女が表現者として、音楽が大好きで色んなことを表現したいと思うなかで、あれ?自分は何を表現したらいいんだと葛藤したこともあったそう。
10代のころ桃奈が強く思っていたことは、「自分は音楽をすごく好きで、愛しているけれども、自分は音楽には愛されていない」ということで、いまでもそういう想いに陥ってしまうこともあると語った桃奈。
「自分を評価するのってむずかしい上に、自分が自分を一番信じてあげなくちゃいけないのに、信じられないときがあって、歌にせよ、ダンスにせよ、表現にせよ、自分は秀でたところがないというネガティヴな想いに苛まれる時期もあった」と悩みを吐露しましたが、この曲を聞いて、自分もそれでも表現していきたいと立ち直ることができたと言います。
BTSには10代のころ色んな場面で救われて、音楽を通して人生を変えてもらった経験があるので、桃奈も自分自身もそういうアーティストになりたいと語ってくれました。
でっかすぎる夢ですが、彼女の日プ女子への挑戦と現在の成長、歌にせよダンスにせよ、私服にせよプラメにせよ、ブログにせよ、色々な表現を見てわたし自身は人生をプラスに転換できるきっかけがたくさんありました。
半分そうなっています。
それに、今回のラジオのように、彼女は人生のあゆみから、その語り口から、ひとの心を動かす才能があるとわたしは思います。これからもME:Iで、聞き手に希望を与えてくれるおおきなアーティストになってほしいですね。