ありがとうございます。ビョン・ベッキョンがついにカムバック。
いつだって正解を叩き出してきた彼がSMエンターテイメントを離れたこと、その意味、その経験の価値を強く感じさせる作品でした。
今回はそんな彼の渾身の作品「Hello, World」について発売初日のテンションで、短いですが思ったことを書いていきます。
特濃極甘サウンドで再デビューの狼煙
チェンベクシで新事務所を立ち上げてから1作目となるソロ作品です。
悔しいかな音楽に関しては間違いのないSMエンターテイメントから離れたということで、リスナーとしてはどきどきで再生したわけですが、やはり1曲目からSMのときとは音楽の雰囲気が全く違います。
SMでリリースしてきたこれまでの作品と比べると、音の鳴り方も塗り重ねられる音も大きく違う。
とくに違うと感じるのはベース・ラインの太さでしょうか。
ソロで世界的なコンサート・ツアーを成功させたばかりのベッキョンですが(もちろん私もいきました)、「Pineapple Slice」のベースの太さはコンサートで流れること、自分が踊るときの気持ちよさを音源の時点で意識しているのでは感じざるをえません。
これまでの作品では引き算の美学といいますか、静かな音数のアレンジにドラマ性を滲ませていましたが、今回はその逆。
ベースライン以外にも、効果音的な音色も(これまたSMでは選ばれないようなもの)、コーラスの重なりも、ぎっちり。
劇的であり、サービス精神満載であり、厚みのあるサウンド。
これは作風の変化というより、もしかしたら「フィクション性」「ドラマ性」を全面に押し出した俯瞰のコンセプトを表現しているのかもしれません。
単純に新たな船出ということで派手にしているかもしれませんが。笑
とにかく、今回のベッキョンのEPはこれまでの作風とは全く違います。
それに驚きはしましたが、聴けば聴くほど発見のある作品であるとも言えますね。
わたしはしみじみこの作品を聴きながら、この作品を彼の新たなデビュー作だと考えることにしました。
これで完成ではない、ここからもっとベッキョンの表現したいもの、鳴らしたい音は広がり、進化していく。SMの庇護を抜けて、音楽性的には自身のセンスによるところが大きくなります。ベッキョンはきっとさらに良い音楽を作り上げてくれることだと思います。
これでこそ王者 初日売り上げ比較
ここ数年色々あったなぁという感じですが、久しぶりのカムバックのなかでもベッキョンは自身のこれまでの初日売り上げを大きく上回る数字を叩き出しました。
これはいまブログを記入している22時前の数字ですが、すでに自身も、そして2024年のソロ男性歌手のなかでも最も高い売り上げのようです。かっけーベッキョン!
Hello, World – 892,632
Bambi – 760,154
Delight – 626,779
City Lights – 267,175
これからどれだけ売り上げるか?
ファンとのどれほどの交流があるのか?
今後どんな音楽性で突き進んでいくのか?
とにかく気になることばかり。これからもベッキョンの動向に注目しましょう!
今日のひとこと チャニョルソロについてもブログ書きたいんですよね〜