「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から新たに4人組ガールズ・グループが6/19にデビュー!
上位11名によるデビュー・グループと同じ事務所からセカグルがデビューするというのは異例なことでしたが、そんなIS:SUEも、日プ女子を振り返るとME:Iのメンバーと関係が深い子ばかりで、冷静に考えれば必然と言える展開です。
今回はIS:SUEに選ばれたRIN、NANO、RINO、YUUKIの日プ女子のベスト・パフォーマンスを振り返ります!
「倒れてもまだ飛べるよ」これぞ鯖番ドラマの勝者
RINこと会田凛さんのベスト・パフォーマンスはやっぱりグループ・バトル「Body & Soul」。
レベル分け評価で、ダンス経験者にもかかわらず酷評されていた彼女。
結果的にグループ・バトルでは注目メンバーが集まるチームを組むことができましたが、アベンジャーズ・チームを相手にすることになってしまった上、世代的に全く接点のなかったSPEEDの「Body & Soul」をパフォーマンスすることに。そこに追い討ちをかけるように体調不良者が続出し、まともに練習もできない状況に陥ってしまいました。
不安と焦りに苛まれるなか、アベンジャーズ・チームに参加していたNANOたち、そしてトレーナーの仲宗根梨乃先生に力強い言葉をもらうことで再起。
体調不良者も無事途中で回復し、なんとか本番を迎えることができました。
何度みても泣けるこの輝かしいパフォーマンス。
酷評されていたのが嘘かのような見事な立ち姿です。
このストーリーこみでまさに”シンデレラ”となったRIN。
それからは常に上位にランクインしていましたが、なぜかこの「Body & Soul」以降分量が激減してしまいます。(ふざけんなよ?????)
後半になると同じく分量がなかった笠原桃奈セット(同部屋で仲が良かったため)でやっとビハインドで映る程度……。
しかしそんな逆風に負けずひとに元気を与える輝かしいパフォーマンスを続け、11位以内のランクインは叶わなかったものの、見事IS:SUEとしてのデビューを勝ち取りました。おめでとうございます……!
逆風に立ち向かうことができる「主人公」
NANOこと剱持菜乃のベスト・パフォーマンスはコンセプトバトルの「TOXIC」。
実力者、人気メンバーが集まるこのチームでセンターを務めることができる彼女の強み。
それは圧倒的な華!
レベル分けテスト時から健康的でセクシーな魅力をアピール。
初回から常に会田凛、櫻井美羽、田中優希や高見文寧と誰かしらを励まし続け、日プ女子での頼れるお姉さんのようなポジションでした。
サバイバル番組のファンの狂気の標的となってしまい、途中からは身の振り方にも恐れが見えるようになってしまったので、視聴者側からしても苦しさを覚えていましたが、最後まで練習生からの信頼は厚く、分量は途中で減ってしまったものの、魅力は十分に伝わってきました。
この「TOXIC」では”この主人公は私なの”というあてがきのようなフレーズを担当。
そのやさしさとはうらはらなヴィランのような出立ちで圧巻のオーラを発していました。
ME:Iのメンバーにも彼女のことを大好きなひとが何人もいます。
IS:SUEでデビューしてくれてありがとう、そしておめでとうございます!
これからも花道だけを歩こう!
実力に誤魔化しなし すべて上手くいくオール・ラウンダー
RINOこと坂口梨乃のベスト・パフォーマンスはコンセプトバトル「小悪魔 (Baddie)」です。
ポジションバトル「First Love」ではME:Iメンバーである高見文寧、佐々木心菜を抑えてチーム内1位を獲得。ここからわかるのは抜群に歌がうめえってことなんですが、「小悪魔」ではそこからさらに全く歌がブレないという強みを披露します。
鯖番のパフォーマンス時の歌ってどうしてもパフォーマンスの息遣いが優先されてしまい、基本的に歌がうまいとされている子でもフラフラしちゃうのですが、梨乃さんは歴代でもトップ級で上手かったような気がします。
どのパフォーマンスでも安定しまくってましたし、なんで11位以内に入らなかったのか……
ぜんっっぜん分量がなかったからでファイナル・アンサー。
佐々木つくしさんとのライバル関係みたいな構造作りも途中見えましたが、進行せず。結果的に仕事ができすぎる上に弱みもほぼなく、レッスン中の苦悩も見えづらかったせいで分量が作りづらかったのでしょうか。分量がなさすぎるのに途中で独自の覚醒を果たしていて、映らないけど本番ですごい結果出すひとみたいになっていましたからね……。分量差ってさいあく!
レベル分けテストから一貫してベスト・パフォーマンスだと思いますが、やっぱり「小悪魔」が一番凄みがでてると思います。デビューおめでとうございます!!!!!
磨き上げ続けたプライド 努力・未来・A Beautiful Star
YUUKIこと田中優希さんのベスト・パフォーマンスはポジションバトルの「RUN RUN」です。
優希さんは自分もかなり投票していたので他の方とちょっと見方が変わるのですが……。
優希さんの場合、分岐点がここだったな、と思うのです。
このチーム、上を目指すにはあと一歩なにかが足りないと自覚している子たちがハングリー精神を胸に挑んだステージです。ここまでの優希は、主役になれない、ストレートに輝けないモヤモヤを常に抱えていました。
しかし、仲宗根梨乃さんとの対話や、このステージに昂らせた気合いの積み重ねで、このパフォーマンス以降別人のように力をつけていきました。
抜群のスタイルと、華やかな表情管理で一躍人気メンバーとなった優希さん。
まずはデビュー本当におめでとうございます。
この次のステージ「TOXIC」も本当に素敵でした。
本番での輝きが尋常ではなく、しかし同時に弱音もセルフラブもちゃんと口にできる方。番組側が優希にあてたシナリオ作りが個人的に納得いっていなくて、もっとちゃんと魅力を伝えられるやり方があったのではないかなと思っています。
が、本当に最高田中優希。そしてそんな彼女が日プ女子で最も輝いた瞬間が……
辿り着いた夢の先へ IS:SUEの未来も想像以上
デビュー評価「想像以上」です。
なんとIS:SUEのメンバー全員が「想像以上」に参加していました。これまでベスト・パフォーマンスを4つ挙げましたが、正直に言うと全員これがベスト・パフォーマンスです!
笠原桃奈、村上璃杏、櫻井美羽、佐々木心菜とME:Iのメンバーはもちろんのこと、IS:SUEのメンバーも、そして北里理桜さんも、本当に想像以上にオーラばちばちでかっこよかった最終回。
いつまでも見続けられる理想型のパフォーマンスですが、ここからはまた別の道。
しかし、同事務所所属というで、希望もまだ残っています。もしかしたら、LAPONE GIRLSの合同コンサートでまたこのステージが見られるかもしれませんね。
ME:IとIS:SUEが同じ事務所で本当に嬉しいです。
北里理桜さんもデビューしてください(懇願)