ベッキョンのアジアツアー「LONSDALEITE」観てきたら存在が”光”すぎて浄化されましたレポ

    BAEKHYUN ASIA TOUR「LONSDALEITE」4/27の福岡国際センター公演(福岡初日)を観てきました!
    2020年にEXOをきっかけにK-POPを好きになってはや4年。ようやく初めてのK-POPコンサート鑑賞となりました。
    ちなみに福岡国際センターって普段は相撲やってるイメージしかないのですが、自分はPerfumeの2012年の全国ツアー「JPN」を観に行ったので人生で2度目の会場でした。真四角でどこから観ても近いので良い会場ですよね。

    いまからライヴレポを書いていきますが、画面の奥から登場したベッキョンを見てはじめて抱いた感情は、
    「かっこいい!!」でも、
    「やっと出会えた!!」でも、
    「本物だ……」でもなく、

    「あ、あ、あ…………脚なげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!」

    でした。いや、本当長くて……!

    目次

    ベッキョンの表現ってな、200色あんねん

    冒頭は白とシルバーを組み合わせたきらきらの装いで登場したベッキョン。
    いや、脚長〜スタイル良〜細〜と思いながらも、驚いたのはばきばきのダンサーの踊りと見比べてもまったく見劣りしない力強さでした。はじめてのK-POPのコンサートとは言っても、長年さまざまなコンサートを鑑賞していると、ダンサーに力強さを任せて、簡略化した振り付けをしているアーティストなんていくらでもいますからね。
    それが間違っているとは思いませんが!ベッキョンのしなやかな腕の動きと鋭い眼差しに心が震えました。これはガチだ、このひとはソロ・コンサートだからって手抜きをすることなんてないんだ、という想いで序盤から高揚しっぱなし。その興奮は最後まで続きました。マジかっけえぜベッキョン。


    EXOの曲をひとりでやるからとチャレンジしたラップ、音源よりもっと気合を込めたハイトーン・パート、よかったものを挙げればきりがありませんが、わたしが一番感動したのは「Love Scene」です。

    この曲のささやくような低音は、コンサート会場の良い音響で聴くと、よりハスキーな響きを持つようでした。
    ギョンスペンのEXO-Lのわたしといえど、ベッキョンのソロ・ワークスが大好きで、CDも何度も聴いていましたが、音源とも全然違う妖しい魅力で。ハスキーな響きに生の質感を感じたからでしょうか。本当にすてきな歌声だ……とうっとり。そもそも良い曲を良い音響でデカい音で聴くのって最高の贅沢です。

    背後から水色のレーザーで照らされMVを彷彿とさせた衣装で歌う「Bambi」も、かわいらしい衣装(福岡初日は花モチーフのついたキャスケットにハロー・キティのカットソーという究極にキュートなファッションでした!)で歌う「Poppin’」など、どの瞬間もとても華やか。

    白、黒、ポップ、ラフと衣装は4パターン。
    ソロ作品は徹底的にR&Bを追求しているためそこまで幅があるわけでもないのに、ベッキョンの身のこなしと歌い分けで衣装のパターン以上に色々な姿を見せてもらえたような印象を受けました。
    欲を言うなら日本アルバムの楽曲も聴きたかった!あのアルバム、K-POP歌手の日本活動盤としては史上No.1の出来だと思うのですが!!

    ▼一番すきな日本語曲

    EXOのベッキョンとして EXO-Lに向き合うステージ

    ビジュよし曲よし歌よし人気あり、なベッキョンだからこそ、もっと堂々とソロ・シンガーとして振る舞っても許される立場だと思うのですが、1曲目、2曲目はEXOのナンバーから「Diamond」と「Playboy」を披露。

    「待ってくれるエリを喜ばせられるような曲を用意しました」というような発言(あいまい)、「ラップは難しいです。チャニョルやセフン、カイに早く会いたいですね」というような発言でファンを喜ばせていました。もちろん自分も喜びました。

    EXOのときは元気が有り余るようなキャラクターという印象のベッキョンですが、この公演ではひとつひとつ言葉をじっくりと選びながら、ポツポツと話す姿が心に残っています。

    一言ひとことが、会場全体との会話のようで。
    ゆったりと穏やかな対話を楽しんでいるようで。

    作り込んだパフォーマンスとは裏腹に、全体の公演の印象はリラックスしたラフなムード。

    その雰囲気のおかげで観客との距離感もとにかく近く、ファン・ミーティングのような空気まで感じました。このひと、ひとりで韓国で1作品100万枚以上売るスーパースターなんだよなぁ……と考えながら、このやさしさが彼の人気の秘訣なのだと思いました。

    「ファンとして熱意が冷める瞬間があっても、今日の思い出はずっと続きます」「ぼくのほうからみなさんから離れることはないと思います」というような、ベテラン・アイドルとしてのホスピタリティと覚悟を感じさせる言葉はあまりにも存在が光すぎて眩しかった……。これからたくさんこの日の幸せを思い出せるよう、ベッキョンは魔法をかけるみたいに大事に言葉を選んでいました。
    一方で本編終了前のMCでは「構成上これを最後の曲だと言わなくてはいけないんですが、みなさんわかってますよね、最後じゃないです。笑 でもみなさん反応してくれるから……」「ペンライトおろすのが早かったひとがいました!」みたいな、こちらもベテラン・アイドルならではの客いじりトークも楽しかったです。笑

    最後までファンのことは「エリ(EXO-L)」と呼び、色々な状況のなかでもEXOを継続させていく、EXOのことを本当に大事にしてくれている、心からそう信じさせてくれるベッキョンに感謝です!

    あまァァァァァい贅沢 これがR&Bのムード

    そしてもう、本当に来てよかった!と思ったのはアンコール・パート。
    「Paranoia」(League of Legendsの仮想グループとしてベッキョンも参加した楽曲)で激しく踊ったあとに糖分たっぷりのR&Bを詰め込んでの閉幕です。

    先述した通り、ベッキョンのソロ・ワークスは一貫してR&Bで、セトリに幅のある展開を持たせるようなものではありません。

    それゆえ、途中からこの公演ってどう終わるんだろう?と思っていたわたしですが、結果としては

    「Privacy」
    「Garden In The Air」
    「Amusement Park」

    と、持ち曲のなかでも特段甘めのナンバーを3連発。
    虹色にひかる白鈍器を眺めながら(これってこんなポテンシャルあるんや……)と思いつつ、ベッキョンがニコニコとファンの動きを操っていた姿にこちらまで幸せをもらいました。空間が幸せに包まれ過ぎて。そういうのって良いですよね。大人になればなるほど、そういう瞬間を大事に覚えていたいと思えるようになりました。

    しかもベッキョンはピーターパンみたいに悪戯にはしゃぎながらも、歌は全くぶれないので本当にすごいシンガーなんだなと最後に改めて思わされましたね!

    余談ですが自分は音源としては「Bambi」よりも「City Lights」と「Delight」のほうが好きだったんですが、この公演をきっかけに「Bambi」への想いが強まりました。
    上で挙げたようなあまいムードの楽曲って、生で聴いてこそ心を掴まれるのかもしれません。

    最後に、本当に楽しかった!はじめてのK-POPコンサートがベッキョンでよかったけど、これを超える公演ってなかなか観られなさそうな気がしてきました。笑
    今後の人生でもまた、ソロかEXOかCBXか、形はわかりませんが、ベッキョンに会いに行きたいです。

    まだまだアジア・ツアーは続くみたいなので、もしこのブログを読んで気になった方は当日券などで観に行っても絶対に後悔はないと思います!!楽しみましょう〜

    https://twitter.com/baekhyun_inb100/status/1784183851750916282?s=46&t=_efygMeopqNeN9Sl4A2y_w
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